着衣泳講習会

6月9日(日)にマリンキャンプ参加者の皆で

着衣泳の講習を行ないました。

 

 

毎年、夏になると水難事故が増えてきます。

いつ起きるか予測もできず、もちろん服を着たままでも起こる事です。

もしもの場合に慌てず適切な対応ができるように

実際に服を着たままプールに入り、

服を着たままだと動きにくい事を実感してもらいました。

自分の命が守れるように真剣に取り組んでくれました。

 

水難事故現場を発見した場合は

例え水泳を習ってるから泳ぎに自信があっても

すぐに飛び込んで助けに行かず

まずは大人の人を呼びましょう。

119番通報もしくは118番通報です。

118番は海上保安庁につながります。

 

 

もしも自身が水難事故に遭った場合は

仰向けで浮いて待ちましょう。

服や靴は脱いではいけません。

服で体温低下や外部負傷から守り

靴には浮力もあります。

 

助けを呼ぶために声を出せば肺の空気が抜け、手を振れば

腕と濡れた袖に重みでかえって沈みやすくなります。

泳いで戻ろうとしても、海や川には波があります

体力も消耗し水の抵抗を感じることで恐怖心に襲われます。

 

もちろん様々な状況によりこの方法がベストとは限りませんが

着衣泳をする事でいざという時の心構えができます。

 

夏休みには海や川などで遊ぶことが多くなると思います。

浅いから安全とは限りません。

水辺で遊ぶときは必ず大人の人と一緒に出掛けましょう。